附属の特別支援学校に「ミライの体育館」を設置
:筑波大学(2015年12月8日発表)

 筑波大学は12月8日、コンピューターで作った画像(コンピューター・グラフィックス:CG)を床や道具に映し出す設備を備えた体育館を同大学附属の大塚特別支援学校(東京・文京区)に設置し、発達障害のある子供達向けに運用を開始したと発表した。

 CGとプロジェクターのような映像機器を使って建物の壁面や道具などに映像を映し出すプロジェクション・マッピング。このプロジェクション・マッピングが行えるのが、筑波大が大塚特別支援学校の体育館を改修して設けた「ミライの体育館」。子供達の動きや動作、集団行動に合わせて床面や道具などにプロジェクション・マッピングが行える。「大型床面プロジェクション・マッピング装置を備えた世界初の体育館」という。

 筑波大では、この体育館を使い発達障害のある子供達のための情報工学・発達心理学・医学の学際研究を行っていく計画だ。

詳しくはこちら