(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月27日、同機構の上杉邦憲名誉教授がパリに本部を置く国際宇宙航行連盟(IAF)の「第36回アラン・D・エミル記念賞」を受賞したと発表した。
この賞は、米国の宇宙技術分野の著名弁護士アラン・D・エミル氏(1898~1976)の功績を記念して1977年に設けられた国際賞。宇宙に関する研究で顕著な功績を挙げた人に毎年贈られている。昨年、同機構の白木邦明技術参与が受賞しており、2年連続の日本人受賞となった。
上杉氏は、宇宙探査などに関する130を超える学術論文を執筆し、現在も土星の衛星からの試料採取に向けた研究に関わっている。
No.2012-48
2012年11月26日~2012年12月2日