(独)農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の中央農業総合研究センターは12月6日午後1時から、千代田区北の丸公園(東京)の科学技術館サイエンスホールで平成24年度農研機構シンポジウム「大豆低収の打破 高位安定化への道」を開催する。このシンポジウムは、大豆栽培の研究者による最新情報の講演を行い、主産県の大豆普及担当者を交えて生産現場の大豆収量阻害要因を論議し、わが国の水田転換畑大豆生産の高位安定化に向けた戦略を明らかにするもの。講演では、佐賀県での安定生産に向けた取り組みや、安定多収生産を目指した品種育成、米国の増収要因からみたわが国の課題―などが報告される。また、「わが国の大豆単収を向上させるためには?―現場からのヒントと最新技術の融合」をテーマにパネルディスカッションが行われる。参加費無料。オンライン参加申し込みページから、できる限り事前登録を。問い合わせは、同センター生産体系研究領域(TEL029-838-8532)へ。
No.2012-44
2012年10月29日~2012年11月4日