(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月19日、我が国初の準天頂衛星「みちびき」が同日アンテナを地球の方向に向けて飛行する「定常制御モード」に入ったと発表した。 「みちびき」は、9月11日に同機構種子島宇宙センター(鹿児島県)から「H-ⅡA」ロケット18号機で打ち上げられ、「準天頂軌道」と呼ぶ静止衛星と同じ23時間56分の周期で地球を回る軌道に乗せて日本とオーストラリアの上を「8の字」を描くように飛行させることを目指している。 同機構では、定常制御モード移行後、約1週間かけて「みちびき」の飛行軌道を準天頂軌道に変え、その後、国土地理院、産業技術総合研究所、情報通信研究機構、電子航法研究所、衛星測位利用推進センターと協力して搭載機器などの初期機能確認を約3カ月間行うとしている。
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