建物のエネルギー消費量推計する論文が最優秀賞受賞
:国土技術政策総合研究所(2014年12月16日発表)

 国土交通省の国土技術政策総合研究所は12月16日、名古屋市(愛知)の名古屋大学でこのほど開催された国際会議で、同研究所の研究員らが発表した建物のエネルギー消費量を推計する論文が「最優秀論文賞」を受賞したと発表した。

 この会議は、「第2回建物性能シミュレーションに関するアジア地域の国際会議」で、11月28、29の両日開かれた。107件の発表論文の中から国総研の宮田征門主任研究官らによる、設計時点で建築物のエネルギー消費量を精度良く推計する方法(シミュレーションツール)について解説した論文「非住宅建築物の省エネルギー基準のためのWebベースシミュレーションの開発」が選ばれた。

 国総研は、その推計方法に基づくシミュレーションを実際にウェブ上で簡単に行うことができるシステムも開発済みで、国交省のホームページなどを通じ、既に無償で公開している。

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