高エネルギー加速器研究機構は12月9日、日米科学技術協力事業として両国の研究者が共同で行う高エネルギー物理分野の平成26年度の研究課題を募集すると発表した。
募集するのは、①素粒子・原子核物理実験、②加速器の将来技術の開発、③素粒子・原子核物理実験用測定器の開発、の3分野。応募できるのは、日本国内の国・公・私立大学とその関連機関の研究者で、米国側相手機関との合意ができていて、同相手機関が相応の研究費と人材を出す共同研究が対象。
応募の締め切りは、平成26年2月7日。応募書類の提出は、Eメールに申請書類を添付して提出。同研究機構国際企画課国際企画第一係(Eメール:koryu1@mail.kek.jp、TEL029-864-5132)へ。
審査は、2段階で行われ、2月27、28の両日にまず同事業の国内研究計画委員会委員による審査を実施し、その国内審査を通った研究課題について4月24、25の両日、日米双方の委員による日米間合同審査会合を開催して審議し、実施テーマを決定する。
問い合わせは、同機構素粒子原子核研究所の小林隆氏(TEL029-864-5414)へ。
No.2013-49
2013年12月9日~2013年12月15日