(独)農業生物資源研究所は12月2日、同研究所遺伝子組換え研究センターの機能性作物研究開発ユニット長を公募すると発表した。
同研究ユニットは、遺伝子組換え技術を使って開発した作物の産業利用に向けて、植物細胞の中の有用物質の蓄積量操作や効率的精製技術の開発を進めており、スギ花粉症治療米の医薬品としての実用化に現在力を入れている。
そのスギ花粉症治療米についての知見を持ち、実用化に向けての(独)医薬品医療機器総合機構(PDMA)との折衝などを主導できるリーダーを募集することにしたもの。勤務は常勤。任期はなく、雇用は定年(現在60歳)まで。
募集の締め切りは、平成26年1月20日。書類審査と2月中旬に行う面接試験で、研究業績、業務遂行に対する意欲・能力などを総合的に評価して採用者を決め、早期に勤務してもらうとしている。
問い合わせは、同研究所・栗原光規統括研究主幹(TEL029-838-7430)へ。
No.2013-48
2013年12月2日~2013年12月8日