(独)農業生物資源研究所(生物研)、理化学研究所環境資源科学研究センター、(独)産業技術総合研究所などは12月4日午前10時から、東京・港区のコクヨホールで2013年植物シンポジウム「持続可能資源の開発に向けた植物科学」を開催する。主なプログラムは、「持続可能な植物資源の最先端研究」として、▽深根性遺伝子を活用した耐乾性作物の開発(農業生物資源研究所)▽日本発の転写因子工学で人類の持続可能な発展を支える(産業技術総合研究所)▽栽培環境下での作物の遺伝子発現解析のすすめ(農業生物資源研究所)▽メタボロミクスによる有用代謝産物生合成機構の解明(理化学研究所)、などの講演が行われる。「持続可能な社会構築へ向けた植物生産技術」では、▽植物における標的遺伝子改変技術の開発とその応用(農業生物資源研究所)▽高速重イオンビーム照射による品種改良技術の開発(理化学研究所)▽遺伝子からデザインする高機能・安定生産トマト(筑波大学)、などの講演が行われる。続いて「強い農業再興に貢献する科学技術イノベーション」をテーマにパネルディスカッションが行われ、終了後に希望者による懇談会(会費6,000円)が開かれる。
参加は無料。申し込みフォーム、または・氏名・住所(自宅か勤務先)・電話番号・職業・Eメールアドレス・懇談会参加希望の有無・今後のシンポジウムの案内希望の有無、などを記入して2013年植物科学ポジウム事務局へEメールで申し込み。問い合わせは、同事務局(TEL03-3238-1689)へ。
No.2013-43
2013年10月28日~2013年11月3日