農村工学研が「新たな農業・農村の創造に関する技術シンポジウム」

 (独)農村工学研究所は12月12日午前11時から、仙台市(宮城)青葉区の東北大学百周年記念会館川内萩ホールで、「新たな農業・農村の創造に関する技術シンポジウム」を開催する。このシンポジウムは、東日本大震災による被災地域の農業・農村の再生・復興に役立てるとともに、食糧確保、強靭な国土形成を実現する地域整備技術を発信するため、農業生産基盤の整備・管理などの技術体系を提案、普及を図ることを目指している。
 主なプログラムは、基調講演「食と農を取り巻く環境の大変動と日本農業再構築の課題―土地利用型農業の構造改革に向けて―」(東北大学大学院・盛田清秀教授)に続き、▽被災した農地の大規模利用計画の考え方(宮城県農林水産部)▽大規模土地利用型農業のための水管理技術 (農村工学研究所)▽日本型施設農業における新技術(日本大学)▽ルーメンハイブリッド型メタン発酵システムによるスマートビレッジ構築 (東北大学)▽被災地の再生・発展に向けた6次産業化の課題(東北大学)などの講演が行われる。さらに、パネルディスカッションが行われる。入場は無料。申し込みは、案内ページから申込書をダウンロードしてEメール(nkk-unei@ml.affrc.go.jp)か、FAX(029-838-7609)で同研究所企画管理部業務推進室運営チームへ。先着順。11月29日締め切り。問い合わせは、同チーム(TEL029-838-7678)へ。