秋田県の横手など7地域の「都市圏活断層図」を公開
:国土地理院

 国土交通省の国土地理院は10月31日、秋田県の横手市など7つの地域の「都市圏活断層図」を11月1日から公開すると発表した。
 都市圏活断層図は、空中写真などから活断層を抽出し、その詳細な位置や断層のずれの方向などを2万5千分の1地形図の上にまとめたもので、地域防災計画の策定やハザードマップ(災害予測図)の作成など国と地方公共団体が実施する防災・減災対策や、地域の適正な開発・保全などの基礎資料として活用されている。今回の7面を加え公開面数は、163面になった。
 今回公開の都市圏活断層図は、(1)横手盆地東縁断層帯とその周辺が入る「横手」、「田沢湖」、「湯沢」の3面と、(2)宮城県の亘理(わたり)町から福島県の南相馬市にかけて太平洋側をほぼ南北方向に延びる双葉断層帯とその周辺が入る「亘理」、「相馬」、「南相馬」の3面、(3)関東平野北西縁断層帯とその周辺が入る「高崎」、の計7面。
 都市圏活断層図は、全国の主な地図取り扱い書店で購入できる(1部税込み1,000円)ほか、国土地理院のホームページで閲覧できる。

詳しくはこちら