東南アの廃棄物管理研究でタイに共同研究拠点設立
:国立環境研究所

 (独)国立環境研究所は12月20日、東南アジア地域に適した廃棄物管理の研究をタイのキングモンクット王立工科大学(KMUTT)、カセサート大学(KU)と連携して行なう共同研究拠点をバンコクに設立したと発表した。
 同研究所は、KMUTT・KU両大学と、日本の埋め立て技術のアジア地域への適合性を探る共同研究を2009年から進めている。また、2011年にタイで起きた大規模洪水の際には、現地で洪水廃棄物の管理についてのセミナーを2回にわたって開催している。
 今回の共同研究拠点は、両大学との連携を一層強め、併せて同国の行政、産業界との連携強化を図ろうと設置するもので、[1]東南ア地域で発生する廃棄物の適正管理研究の加速、[2]東南ア地域の一般廃棄物、産業廃棄物のデータ集約、などに取り組むという。

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