(独)国立科学博物館筑波実験植物園は8月25日~9月9日、つくば市(茨城)の同園でコレクション特別公開「変化朝顔―江戸ロココの華」を開催する。夏の花を代表するアサガオだが、江戸時代後期に、突然変異で生まれたアサガオである「変化朝顔」を咲かせて自慢しあうということが流行した。一時は絶滅しかけたこの変化朝顔、そのコレクションから、およそ60鉢を日替わりで展示する。斑入柳葉采咲(ふいりやなぎばさいざき)、渦葉白八重咲(うずばしろやえざき)、車咲八重(くるまざきやえざき)などの名がついた、アサガオとは思えない不思議な花の世界が展開する。花を楽しめるのは昼前ころまで。開園時間は、8月中が午前9時~午後5時(入園午後4時30分まで)、9月が午前9時~午後4時30分(同4時まで)。月曜休園。入園料は、一般300円、高校生以下・65歳以上無料。問い合わせは、同植物園(TEL029-851-5159)へ。
No.2012-32
2012年8月6日~2012年8月12日