(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月10日、広く国内外の研究者を対象に「降水観測ミッション第7回研究公募」を行うと発表した。
JAXAは、人工衛星を使って高精度・高分解能で全地球(全球)上に降る雨の把握を行う「全球降水観測計画(GPM)」を進めており、1997年に日米共同ミッションとして熱帯降雨観測衛星(TRMM)をH-Ⅱロケットで打ち上げ、さらに2014年にはTRMMの後継衛星を日米共同ミッションとして打ち上げることにしている。
今回の研究公募は、全球の水循環変動の把握・予測などに役立つ研究を国内外から募集し、採択した研究に対し研究資金を提供するというもの。研究期間は、研究契約成立時点(2013年4月以降の予定)から2016年3月末まで。公募の締め切りは、10月15日。
問い合わせは、JAXA地球観測研究センターTRMM RA事務局(TEL050-3362-4433)へ。
No.2012-32
2012年8月6日~2012年8月12日