(独)国立環境研究所は8月9日、上智大学と連携して「環境科学特別講座―研究最前線からの報告」を9月29日から平成25年1月19日までに14回開催すると発表した。
地球温暖化、循環型社会、化学物質、生命多様性などの問題について同研究所の研究者らが科学的観点から分かりやすく解説する。開催場所は、14講座とも上智大学四谷キャンパス(東京・千代田区)。開催日は、いずれも土曜日で、午後1時半から同3時まで行われる。
事前登録制で、各講座の定員は先着100人。参加は無料。聴講は、1テーマでも複数テーマでも可能。
各回のタイトルと開催日は、次の通り。
▽温暖化で地球はどうなる(9月29日)▽温暖化はこうして起こる(10月6日)▽脱温暖化社会に向けて(同13日)▽放射能汚染廃棄物(同20日)▽東アジアにおける広域大気汚染(同27日)▽成層圏オゾン層の化学(11月10日)▽環境の時代の都市を考える(同17日)▽珍しい生き物とありふれた生き物から考える生物多様性(同24日)▽生物多様性の崩壊と人間社会(12月1日)▽環境化学物質の発ガン性とそのリスク評価(同8日)▽遺伝子の働きから見た環境と人の健康との関わり―胎児期から生涯にわたる影響(同15日)▽いま、水環境で問題となっていること(同22日)▽東アジアの草原から温暖化を考える(1月12日)▽持続性に根ざした流域管理のあり方(同19日)。
問い合わせは、同研究所企画部(TEL029-850-2306)へ。
No.2012-32
2012年8月6日~2012年8月12日