環境研が「生態影響に関する化学物質審査規制・試験法セミナー」

 環境省と(独)国立環境研究所は9月10日に東京で、21日に大阪で「生態影響に関する化学物質審査規制・試験法セミナー」を開催する。環境省と環境研では、「科学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」(化審法)に基づき同セミナーを開き、生態毒性試験に関する技術的事項の発信を行ってきた。今年度は、化審法に基づくリスク評価で用いる環境多媒体モデルに関する技術的なことも加えてセミナーを開催する。セミナーは、第1部が改正化審法でのスクリーニング評価・リスク評価の最新動向の解説や、環境中の化学物質濃度の推計に用いる環境多媒体モデルについて、第2部は、生態毒性試験実施にあたっての留意点や、生態毒性モデルについて講演する。東京は、9月10日午後1時30分~同4時40分、渋谷区の津田ホールで開催。定員450人。大阪は9月21日午後1時30分~同4時40分、大阪市福島区の新梅田研修センターで。定員180人。いずれも参加は無料。申し込みは、環境研のウェブサイト参加登録フォーム(https://project.nies.go.jp/events/risk/kashin2012/)から、あるいは氏名(ふりがな)・所属・電話番号・メールアドレス・希望会場を書いてEメール(kashinho-seminar2012@nies.go.jp)で。先着順。東京会場は9月7日、大阪会場は9月19日締め切り。問い合わせは、同研究所環境リスク研究センター(TEL029-850-2750・2882)へ。