(独)農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の野菜茶業研究所・果樹研究所は11月28日、横浜市(神奈川)の神奈川県民ホールで、平成24年度農研機構シンポジウム「茶・果樹の放射性セシウム汚染に関する対策技術開発の現状」を開催する。時間は、午前10時~午後4時30分。原発事故による茶や果樹のセシウム汚染について、汚染軽減に向けての技術開発の現状や効果などの研究成果を報告して意見交換を行い、生産者への汚染軽減技術の周知と汚染低減の効果や努力に対して消費者の理解促進を図るのが狙い。講演では、▽茶の放射性セシウム汚染問題への対応経過と課題▽チェルノブイリ原発事故とトルコ茶の汚染▽茶および果樹の放射性セシウム汚染に関する研究開発の状況―のほか、茶・果樹でのセシウム低減経過について、神奈川、静岡、千葉、福島、埼玉、茨城などの農業関係研究機関からの現地報告が行われ、さらに、総合討論が行われる。参加は無料。定員400人。申し込みは、申込書(URL:http://www.naro.affrc.go.jp/vegetea/contents/kadaibetsu/index.htmlからダウンロード可)に記載のうえ、10月31日までにEメール(kikaku-cha@ml.affrc.go.jp)か、FAX(0547-46-3066)で。先着順。10月31日締め切り。問い合わせは、野菜茶業研究所企画管理部業務推進室茶業チーム(TEL0547-45-4105)へ。
No.2012-32
2012年8月6日~2012年8月12日