食品総研が研究成果展示会2015を開催

 (国)農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の食品研究所は11月6日午前9時30分~午後4時、つくば市(茨城)竹園のつくば国際会議場で「研究成果展示会2015」を開催する。この成果展示会は、食品総研が進めてきた研究成果や関連情報について講演や研究員らの展示説明説を行う。講演は、▽「食品高圧加工―応用事例の紹介―」▽「食品への昆虫混入とその対策」をテーマに行われる。また、ポスター展示と合わせての10分程度のショートプレゼンテーション8本ほどが行われる。ポスター展示は、▽機能性:食品のおいしさ評価技術の開発、塩味増強効果のある食品素材の探索、ハープ類の即時型アレルギー抑制効果ほか、▽加工・流通:発酵食品データベースの構築▽青果物輸送における衝撃対策の新展開▽植物由来乳酸菌の生理・生態機能の解析ほか、▽安全・信頼:かび毒の制御技術の開発▽家庭調理でできるアクリルアミド、人間の認知の個人差の計測ほか、▽分析・標準化:食品タンパク質の定量法の開発、食物アレルゲンの解析、こめ油の風味のプロファイリングほか、約100点のポスターが展示される。参加無料。事前登録は不要。問い合わせは、食品総研連携共同推進室(TEL029-838-7990)へ。