国土交通省国土地理院と同省水管理・国土保全局、内閣府は10月9日、公募した今年度の「防災アプリケーション」の審査結果を発表した。
この公募は、災害時にスマートフォンなどで使える有用な防災アプリケーション(ソフト)を企業などに開発してもらおうと平成26年度から行っている。
今回は、「避難誘導支援部門」、「リスクコミュニケーション部門」合わせて6つのアプリが災害時などに役立つ防災アプリケーションとして選ばれた。
国土地理院などは、選定した防災アプリケーションの実証実験を11月に鎌倉市(神奈川)で実施するほか、11月27日に江東区(東京)の日本科学未来館で開発者によるプレゼンテーションを行う。
選定された6つの防災アプリケーションの名称と応募者名は次の通り。
◇避難誘導支援部門
▽goo防災アプリ:NTTレゾナント(株)、▽MY防災:(株)ジェッセ、▽MinaVi:サークルSnow White
◇リスクコミュニケーション部門
▽ARハザードスコープ 鎌倉市版:(株)キャドセンター、▽DocuMap Mobile 傾斜区分マップ:(株)永大開発コンサルタント、▽My bousainote:佐野大河・木村汐里