物質・材料研究機構が一般公開

 (独)物質・材料研究機構は4月15日と19日、施設の一般公開を行う。「超(スーパー)のつく材料あります。―社会を変える研究現場、一挙公開!―」をテーマに、最先端の材料、新物質を生み出す研究現場や巨大な実験装置など普段では見られない研究所を公開する。4月15日は、午前9時30分~午後4時、企業・一般の人を対象に、つくば市千現・並木・桜の3地区の研究現場を公開。千現地区では、「量子ビームを使って物質の内部を探る」や「ナノと超伝導とダイヤモンドの世界」、「透過型電子顕微鏡による原子構造観察」、「超高温・超音速を利用したコーティング技術」ほか、並木地区では、「電流が流れると色が変わる新しい材料」、「超薄い『ナノシート』を見る」、「光を操る材料~結晶とガラスの拓く世界~」ほか、桜地区では、「パルス強磁場の発生と応用」、「磁石で水が浮く? 踊る1円玉」、「極低温の不思議な世界」などの実験や観察ができる。19日は、午前10時~午後4時の開催で、家族がそろって実験やものづくりを楽しめる「青少年特別行事」で、千現地区での公開となる。入場は無料。問い合わせは、同機構広報室(TEL029-859-2026)へ。