女性研究者の研究活動支援事業を共同で実施
:物質・材料研究機構/お茶の水女子大学/芝浦工業大学(2015年3月9日発表)

 (独)物質・材料研究機構は3月9日、お茶の水女子大学、芝浦工業大学とで文部科学省の科学技術人材育成補助事業「平成26〜28年度女性研究者研究活動支援事業(連携型)」に共同申請し、採択されたと発表した。

 この文科省の事業は、工学系女性研究者の増加、女性研究者の上位職への登用、女性研究者の研究力の向上などを図ろうと実施するもの。

 また、この事業開始にあたり同機構は同日、お茶の水女子大学との間で大学院生の教育研究に関する連携大学院協定を締結した。これにより、同機構がお茶の水女子大から連携教授等の委嘱を受け、大学院生の一部の指導教育を担うことになり、大学院生は最先端の研究設備などを活用できることになる。

 同機構は、支援事業の採択と連携協力協定の締結を受け、「優れた女性人材の活躍支援策を体系化し、活用しやすいように整備していく予定」といっている。

 なお、同機構と芝浦工大との間では、すでに平成14年に連携大学院協定が結ばれている。

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