森林総研が公開講演会「東北の未来につなぐ森づくり」

 (独)森林総合研究所の東北支所・東北育種場・東北北海道整備局は10月28日午前9時55分~午後3時55分、盛岡市(岩手)盛岡駅西通1丁目の「岩手県民情報交流センター(アイーナ)」で公開講演会「東北の未来につなぐ森づくり」を開催する。東日本大震災によって打撃を受けた海岸林の再生や新たなスギやマツの品種開発、水源林の造成などの事業について講演やパネル展示で東北支所など3組織の取り組み、成果を紹介する。「津波後の海岸林研究」、「再造林を低コストで!」のテーマで講演を行うほか、パネル展示では、「福島第一原子力発電所事故による野ネズミの放射性セシウム蓄積の実態-事故後3年間の推移-」、「東北の林業の活性化に貢献するエリートツリーの開発」、「松くい虫(マツ材線虫病)の概要と東北地区の抵抗性育種事業」、「水源の森林づくりと地域での取組」―などについてパネルを展示、担当者が説明を行う。入場無料。事前申し込み不要。問い合わせは、東北支所連絡調整室(TEL019-641-3930)へ。