国土交通省の国土技術政策総合研究所は3月28日、平成26年度から新たに7つの「プロジェクト研究」を開始すると発表した。
「プロジェクト研究」は、その分野の研究者を結集して実施している国総研の重点研究。
研究期間は、7研究何れも2~3年で、今後急速に進む社会資本の老朽化や、人口減少社会に対応するため、インフラの維持管理に関する研究、災害被害軽減に関する研究などを開始する。
新たに着手する7つのプロジェクト研究の名称と研究期間は、次の通り。
▽リスクマネジメントの観点を組み込んだ維持管理の持続性向上手法に関する研究(平成26~27年度)
▽非構造部材の安全性評価手法の研究(同)
▽都市の計画的な縮退・再編のための維持管理技術及び立地評定技術の開発(平成26~28年度)
▽空港舗装の点検・補修技術の高度化に関する研究(同)
▽巨大地震に対する中低層建築物の地震被害軽減技術に関する研究(同)
▽地震時の市街地火災などに対する都市の脆弱部分及び防災対策効果の評価に関する研究(同)
▽港湾分野における技術・基準類の国際展開方策に関する研究(平成26~27年度)
No.2014-12
2014年3月24日~2014年3月30日