(独)建築研究所は科学技術週間の4月20日午前10時から、つくば市(茨城)立原の同研究所施設を3つのコースに分けて見学できる施設の一般公開を行う。Aコースは、「火災の煙はどう流れるの?」、「強風時の燃え方を見てみよう」のテーマで、実大火災実験棟と火災風洞実験棟を見学。Bコースは、「通風状態の可視化」、「新しい木質材料CLTを使った建築物の可能性」で、通風実験棟と、CLT(繊維の方向が交わるように積層接着したパネル)の実大レベルのパネルを見学・解説する建築部材実験棟を、Cコースは、「排水管路における汚物の搬送性」、「竜巻を見てみよう」をテーマに設備実験棟、風雨実験棟を見学する。所要時間は、各コースとも60分前後。Aコースは1回20人、ほかは25人。午前10時からと、午後1時、同2時30からの3回行われる。参加は無料。全コースとも予約が必要で、電話で受け付ける。申し込み、問い合わせは、同研究所総務課(TEL029-864-2151)へ。このほか、展示館で最新の研究を解説したパネル展示などを行っている。また、世界の津波をコンピューターで再現した津波シミュレーションや、木造3階建て学校の実大火災実験の様子などを上映する。つくば駅からの無料循環バス運行。
No.2014-11
2014年3月17日~2014年3月23日