生研センターが2013年度研究成果発表会

 (独)農業・食品産業技術総合研究機構の生物系特定産業技術研究支援センター(生研センター)は、3月5、6日の2日間、東京・内幸町(千代田区)の「千代田区立内幸町ホール」で2013年度研究成果発表会を開催する。発表会では、2013年度で研究期間が終わるイノベーション創出基礎的研究推進事業の15課題の研究成果を紹介する。5,6日ともに開会は午前10時で、発表は午後4時過ぎまでを予定している。
 5日の主なプログラムは、▽インシリコ分子設計とナノ技術を駆使した牛白血病ワクチンの開発(理化学研究所)、▽豚の慢性疾病に関わる免疫調節機構の解明と高抗病性種豚の開発(東北大学)、▽【記念講演】茶の機能性成分を活かした製品の開発(食品総合研究所)、▽魚類天然資源から効率的に優良経済形質を選抜育種する技術の開発(水産総合研究センター)など8本の成果発表を行う。6日は、▽昆虫脱皮ホルモン合成系に着目した昆虫発育制御剤の探索(東京大学)、▽食品の安全性に関する簡易リスク判定技術の開発(NECソフト(株))、▽フロリゲンの直接導入による開花・生長調節技術の創出(奈良先端科学技術大学院大学)など8本の研究報告が行われる。
 入場は無料。事前申し込みは不要。問い合わせは、同センター基礎的研究課(TEL048-669-9190 )へ。