（独）産業技術総合研究所は2月10日、同研究所と埼玉県、（独）新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）の3者が同日、「先端産業の育成に関する協定」を締結したと発表した。
　この協定は、先端産業の育成に力を入れる埼玉県と、産総研、NEDOが連携して先端産業分野に参入する中堅・中小・ベンチャー企業を支援しようと結んだもので、産総研とNEDOが基礎研究から製品化までの段階をサポートし、埼玉県が具体的な製品開発、工場立地、生産までの後段を中心に幅広く機動的に支援を行うという内容。
　具体的には、埼玉県内の中小企業などからの相談に対し、産総研とNEDOが連携して技術情報の提供や技術指導にあたり、必要に応じ共同研究にまで進む。
　一方、埼玉県は、産総研と同県内の中堅・中小企業との共同研究を助成するとともに、NEDOなどの支援を受けた企業のうち、同県内に開発や製造の拠点を設ける企業に対し製品開発や事業拡大の面で機動的な支援を行う。

詳しくはこちら