衛星データの利用拡大に向けたビジネスモデルを募集
:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月12日、地球観測衛星から送られてくるデータを利用して新たなビジネスを生み出すパイロットプロジェクトの委託先を公募すると発表した。
 地球観測衛星から送られてくる地球の多種多様なデータは、農林水産業や資源・エネルギー産業などさまざまなビジネスに利用されている。
 JAXAのパイロットプロジェクトは、その多種多様なデータの利用ビジネスをさらに拡げようと実施するもので、「地球観測衛星から得られた衛星データが、多彩なビジネスシーンで活用され、ビジネスに役立つ社会インフラとして定着することを目指す」とし、①これまでに衛星データの利用実績がある分野(タイプA)、②新規に開拓する利用分野(タイプB)、の2分野のパイロットプロジェクトの委託先を公募する。タイプA、タイプB合わせて年間3~5件程度採択する予定という。
 委託は、最終プロダクツの利用者などを含む複数企業で構成される企業グループに対して行い、期間は最長3年間。採択するのは、原則1分野につき1企業グループ。
 応募の受け付けは、3月14日まで。
 応募は、JAXA筑波宇宙センターの衛星利用推進センター パイロットプロジェクト事務局(〒305-8505 つくば市千現2-1-1)へ。問い合わせは、E-メールで。

詳しくはこちら