防災科研が第9回成果発表会を開催

 (独)防災科学技術研究所は3月3日午後1時から、東京・一ツ橋(千代田区)の一橋大学一橋講堂(学術総合センター2F)で「防災科学研究所第9回成果発表会―防災科学研究所の最新の研究成果―」を開催する。発表会は、第1部が「災害のメカニズムの解明を目指して」のテーマで、同研究所研究員による講演、▽ひずみ集中帯の重点的調査観測・研究、▽防災科研の火山観測網の成果と強化、▽東京湾・伊勢湾における最大級高潮の予測などが行われる。第2部は、「災害に強い社会を目ざして」のテーマで、研究員による▽吹雪予測システムの北海道中標津町への導入と効果、▽もうすぐ10年、E-ディフェンスの新たな試み、▽災害リスク情報の利活用に関する研究の現状と課題、▽地震被害の即時推定を目指して-リアルタイム地震被害推定システム(J-RISQ)の開発、などの講演が行われる。講演のほか、49件のポスター発表も行われる。参加は無料。定員500人。参加申し込みは、イベント案内ページから。問い合わせは、同研究所アウトリーチグループ(TEL029-863-7698)へ。