筑波大学は1月22日、つくば市(茨城)の同大学で、エジプト・アラブ共和国の国立大学「エジプト・日本科学技術大学(略称:E-JUST)」と大学間交流協定を結んだと発表した。
E-JUSTは、2010年に設置された工学系の大学で、22日に理事長ら一行が筑波大を訪れ、アフマド・ハイリー学長と清水副学長が協定に調印した。
E-JUSTは、日本政府の協力のもとに設立され、日本型の工学教育の特徴を生かした「少人数、大学院・研究中心、実践的かつ国際水準の教育提供」をコンセプトに運営されている大学で、現在は工学研究科だけが設置されているが、新たに人文科学分野の研究科を設ける計画が進められている。
E-JUST側からは、協定調印式の後の懇談で、その人文社会科学分野の研究科新設などについて筑波大への協力依頼があり、今後の協力についての意見交換を行なった。
No.2013-3
2013年1月21日~2013年1月27日