ガンマーフィールドの放射線照射業務を再開
:農業生物資源研究所

 (独)農業生物資源研究所は1月21日、同研究所の放射線育種場(茨城・常陸大宮市)にある「ガンマーフィールド」(ガンマ線照射施設)の放射線照射業務を同日から再開する、と発表した。
 ガンマーフィールドは、半径100mの円形圃場(ほじょう)で、中央にコバルト60をガンマ線源とする照射塔を備え、農作物にガンマ線を当てて品種を改良する研究などを行っている。
 同研究所は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災以来、ガンマーフィールドでの放射線照射業務を停止していたが、安全点検などの必要な措置を終え、法令などで定められた基準に適合し再稼働に問題のないことが確認され、監督官庁の承認が得られたことから放射線照射の業務を再開することを決めたもの。

詳しくはこちら