森林総研が公開講演会「巨大災害(カタストロフィー)と森林」

 (独)森林総合研究所は10月11日、千代田区内幸町(東京)のイイノホールで24年度公開講演会「巨大災害(カタストロフィー)と森林―復興と再生をめざして」を開催する。時間は午後1時~同5時。平成23年3月11日の東日本大震災による大地震・巨大津、さらに東京電力福島第一発電所の事故により大きな被害を受けた。この講演会では、同研究所が行ってきた被害調査の結果や研究の取り組みを詳しく紹介。また、放射線医学総合研究所の専門家も講演する。内容は、▽原発事故による環境汚染と森林生態系への影響▽森林内における放射性物質の分布▽森林除染と雪解け水の放射能濃度▽津波被害を軽減する海岸林の働き▽地震と津波による木造建築の被害―など。入場無料。事前申し込み不要。問い合わせは、同研究所企画部研究情報科広報係(TEL029-829-8134)へ。