津波予測で東北大と共同研究を実施
:国土地理院

 国土交通省の国土地理院は8月31日、東北大学大学院理学研究科と津波予測の共同研究を行うと発表した。
 国土地理院のGPS(全地球測位システム)連続観測システム「GEONET」と、東北大大学院理学研究科の研究成果を使って津波予測支援システムを構築するのが目的。
 国土地理院は、全国1,200カ所にGPS連続観測点を設置してGEONETを運用しており、平成24年4月からそのGEONETに東北大大学院理学研究科の研究成果を取り入れて構築した、地殻変動の有無を即時に自動検出するプロトタイプシステムが試験運用に入っている。
 共同研究は、津波の予測に必要な地震の規模や震源の断層モデルを即時に推定する技術の研究と、一連の研究成果を津波予測支援システムに仕上げる開発を行うもので、9月1日から約3年間かけて実施する。

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