（独）建築研究所は6月1日、日中技術交流プロジェクトの一環として中国の技術者18人に対し「耐震建築研修」を6月から2カ月間、つくば市（茨城）の同研究所で実施することになったと発表した。
　この研修は、4年前の中国四川大地震に対する日本の復興支援策の一つとして平成21年にスタートした国際協力事業団（JICA）の技術協力プロジェクト「耐震建築人材育成プロジェクト」の一環として行うもので、今回が4回目。これが最後となる。
　今回は、中国各地から選ばれた構造技術者が参加、耐震設計、免震・制振構造、超高層建築などの耐震技術に関する講義と共に、昨年3月の東日本大震災の被害と復興への取り組みについての紹介が行われる。

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