「宇宙オープンラボ」の新規研究提案4件を発表:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月26日、民間企業と宇宙での研究やビジネスに取り組む「宇宙オープンラボ」の平成20年度新規研究提案4件を発表した。
 「宇宙への参加を容易にする仕組み」を実現する施策として、企業や大学などのチームが、JAXAとの連携協力で、それぞれ得意とする技術・アイディア・ノウハウなどを結集し、魅力的な宇宙プロジェクトや新しい宇宙発ビジネスの創出を目指すのが「宇宙オープンラボ」制度。平成 16年度に開始したが、20年度 4月からの実施を希望する研究提案を公募していた。
  今回は、計算精密部品製造の(株)キャステムが東京大学の鈴木真二教授らと提案した「折り紙ヒコーキによる宇宙からの帰還プロジェクト」のほか、「科学衛星データを視覚化し高速表示するウェブシステムの研究開発」((有)エム・ティ・プランニング)、「複合材構造物の疲労寿命解析ソフトの開発」((株)計算力学研究センター、金沢工業大学)、「開発途上国における植林事業のための衛星情報活用モデルの構築」(住友林業(株)、広島工業大学)が採択された。 

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