名古屋大学と連携・協力協定を締結
:物質・材料研究機構(2015年10月14日発表)

 (国)物質・材料研究機構は10月14日、名古屋大学と連携・協力協定を同日締結したと発表した。

 この協定は、両方の研究開発力と人材育成力を結集することで学術・教育の振興を図り、物質・材料の研究開発を加速するため締結した。具体的には、今年の10月1日に名大、物材機構など8つの機関が幹事機関となって設立された「GaN研究コンソーシアム」を通じた協力を進める。

 GaN(窒化ガリウム)は、シリコンに続く次世代のパワー半導体材料として注目されている。物材機構は、名大とGaNに関する共同研究を推進するとともに、研究者が大学と公的研究機関の両方に身分を持つ「クロス・アポイントメント制度」を利用して両機関の研究者・教員の交流を行っていくとしている。

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