(国)建築研究所は10月2日、バングラデシュなど11の開発途上国から21人の研究者、技術者を招いて10月6日から1年間の「国際地震工学研修」を行うと発表した。
参加するのは、アルジェリア2人、バングラデシュ3人、エクアドル1人、エジプト2人、エルサルバトル1人、インド2人、キルギス1人、ミャンマー1人、ニカラグア4人、パプアニューギニア2人、フィリピン2人の11カ国21人。
研修生は、11月に東日本大震災の被災地を訪れて被害の状況や復興について学び、来年の4月には復興がほぼ完了した阪神・淡路大震災の地に行ってその教訓を現地での見聞から取得することになっている。
同研究所の1年間にわたる国際地震工学研修は、国際協力機構(JICA)、政策研究大学院大学などの協力を得て実施しているもの。これまでの受講者は、今回の11カ国21人を加えると81カ国1142人になる。



