国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構の中央農業総合研究センターは5月9日午前9時30分~同10時30分、つくば市(茨城)観音台の「食と農の科学館(つくばリサーチギャラリー)」で市民講座「農業とバイオマスエネルギー」を開催する。講師は、農林水産省農林水産技術会議事務局の飯嶋渡研究専門官。動植物由来の有機物から得られるバイオマスエネルギーは、太陽光などと同様に地球温暖化を緩和する技術として位置づけられている。バイオマスエネルギーにとって農業は、原料の供給減であり、廃棄物の最終処理先でもあり、できたエネルギーの消費地先でもあるといった重要な役割を担っている。この講座では、農産物からバイオエネルギーに変換する技術、得られたエネルギーを産業分野で利用する技術など、最新の研究成果など含め解説する。参加は無料。定員は約70人。事前予約は不要。問い合わせは、同研究センター情報広報課(TEL090-2460-0423)へ。
No.2015-14
2015年4月6日~2015年4月12日