大震災被災地企業の技術シーズ評価プログラム二次募集
:産業技術総合研究所

 (独)産業技術総合研究所は9月9日、東日本大震災で被災した岩手県、宮城県、福島県に研究所や生産拠点がある企業や、同3県に進出する計画がある企業が開発した再生可能エネルギーの技術シーズ(技術の種)を同研究所が無償で評価する「被災地企業の技術シーズ評価プログラム」の二次募集を行なうと発表した。
 産総研が、技術評価を行って優れた再生可能エネルギーの技術シーズに、いわば“お墨付き”を出すというもので、対象となる技術シーズは、▽結晶シリコン型太陽電池モジュールの製造技術▽結晶シリコン型太陽電池の性能向上を図る材料技術▽太陽光発電システムの故障診断・モニタリング技術▽風力発電の風況測定、アセスメント技術の高度化技術▽地熱調査井の性能評価・モニタリング技術▽地中熱利用に係る高度化技術▽蓄熱利用システムの高度化技術。
 審査は、同研究所に設置される審査委員会が行う。公募期間は、10月7日まで。採択するのは、数件程度。審査結果の通知は、10月末頃の予定。
 問い合わせは、同研究所産学官連携推進部産学・地域連携室(TEL029-862-6145)へ。

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