鈴木機構長が「戸塚洋二賞」、近藤名誉教授らが「折戸周治賞」受賞
:高エネルギー加速器研究機構

 高エネルギー加速器研究機構(KEK)は3月26日、鈴木厚人KEK機構長が「第4回戸塚洋二賞」を、近藤敬比古KEK名誉教授と山本明KEK教授が「第4回折戸周治賞」をそれぞれ受賞したと発表した。
 両賞は、素粒子分野の研究で優れた成果をあげた研究者に対し共に平成基礎科学財団(理事長・小柴昌俊東大特別栄誉教授)が授与している賞。
 鈴木機構長の受賞は、ニュートリノ振動の研究など「ニュートリノ地球物理学」の創設に貢献した功績が評価されたもの。
 一方、近藤・山本両氏の受賞は、スイスとフランスの国境にある欧州原子核研究機構(CERN)の世界最大の衝突型加速器「大型ハドロン衝突型加速器(LHC)」を使って「TeV(テラ電子ボルト:1TeVは1兆eV)」領域の物理実験を開拓したことが認められた。

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