農環研が研究会「農業環境情報の統合データベース構築」を開催

 (独)農業環境技術研究所は2月25日午後1時から、つくば市(茨城)のつくば国際会議場で、第3回農業環境インベントリー研究会「農業環境情報の統合データベース構築」を開催する。同研究所の農業環境インベントリーセンターが取り組んできたデータベースの横断的活用法や現在取り組んでいる情報発信システムなどを紹介するとともに、統合データベース構築に向けての課題などを示す。主なプログラムは、国内外の環境データベースの整備の現状について科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンターの高木利久副センター長の基調講演が行われ、農環研の標本・分類データベースについて同研究所の對馬誠也氏が講演。横断的利用の試みや統合化について、▽農業統計データの横断利用(同研究所・神山和則氏)▽土地利用と農薬モニタリングデータの横断利用(同・稲生圭哉氏ほか)▽気象データ等の横断利用(同・桑形恒男氏ほか)▽統合によってもたらされるもの(同・白戸康人氏ほか)、などの講演ののち、総合討議が行われる。参加は無料。申し込みは参加登録ページから。問い合わせは、同研究所農業環境インベントリーセンター(TEL029-838-8351)へ。