「住宅・建築物省CO2先導事業」の評価結果を発表
:建築研究所

 (独)建築研究所は12月13日、平成24年度の「第2回住宅・建築物省CO2先導事業」の評価結果を発表した。
 この先導事業は、省CO2(二酸化炭素)の実現性に優れた住宅・建築物プロジェクトを公募し、先導事業と評価される事業に対し国土交通省が補助を行うというもので、平成20年度から実施している。
 今年度2回目の今回は、32件の応募があり、同研究所が設置した学識経験者からなる評価委員会が、その中から10件の提案を住宅・建築物省CO2先導事業と評価した。10件のプロジェクト名と提案者は次の通り。
 <一般建築物・新築>
 ▽メディカル・エコタウン構想 省CO2先導事業:茨城県厚生農業協同組合連合会▽立命館中学校・高等学校新展開事業に伴う長岡京キャンパス整備工事:(学)立命館▽ミツカングループ 本社地区再整備プロジェクト:(株)ミツカングループ本社
 <中小規模建築物・新築>
 ▽ワークプレースの転換が生む環境志向オフィス:日本生活協同組合連合会
 <共同住宅・新築>
 ▽太陽をフル活用した次世代低層賃貸住宅の普及:大和ハウス工業(株)
 <共同住宅・改修>
 ▽高経年既存低層共同住宅の総合省CO2改修プロジェクト:(株)長谷工リフォーム▽ESCO方式を活用した既築集合住宅(中央熱源型)省エネ・省CO2改修事業:(株)エネルギーアドバンス
 <戸建住宅・新築>
 ▽“桃源郷”羽黒駅前プロジェクト:(株)にのみや工務店
 <戸建住宅・マネジメント>
 ▽~省CO2・パッシブコンサルティング~ 省エネの“コツ”(CO2)プロジェクト:ミサワホーム(株)▽スマートプロジェクト240 三田ゆりのき台:積水ハウス(株)

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