(独)農業・食品産業技術総合研究機構の果樹研究所は、果樹試験研究推進協議会と合同で12月18日午後1時から東京・霞が関の中央合同庁舎4号館でシンポジウム「ミカン色素β-クリプトキサンチンの研究成果を新たな需要創出につなげる」を開催する。β-クリプトキサンチンは、温州ミカンに多く含まれるカロテノイド色素で、様々な生活習慣病の予防に有効である可能性が明らかになっている。シンポジウムは、「β-クリプトキサンチンに着目した柑橘加工副産物利用による次世代型機能性食品の創出」の研究成果(果樹研・杉浦実氏ほか)の発表に続き、特別講演「カロテノイド研究と機能性食品への応用」(立命館グローバル・イノベーション研究機構・西野輔翼氏)、「β-クリプトキサンチン研究の最前線」(果樹試験研推進協・矢野昌充氏ほか)の研究成果の報告が行われる。参加は無料。定員100人。参加申し込みは、所属・氏名・連絡先(電話・メールなど)を記入して果樹研究所シンポジウム事務局(FAX:029-838-6440、Eメール:kikaku-fruit05@naro.affrc.go.jp)へ。12月10日締め切り、先着順。入館に際し身分証明書(免許証、社員証など)携帯を。問い合わせは、果樹研究所企画管理部業務推進室(029-838-6453)へ。
No.2012-46
2012年11月12日~2012年11月18日