環境研が「スーパーコンピュータ利用研究報告会」

 (独)国立環境研究所は、12月11日午後1時からつくば市(茨城)の同研究所で「平成24年度スーパーコンピュータ利用研究報告会」を開催する。同研究所が利用研究課題として承認を受けた気象モデル研究など研究所内外の研究課題の成果や今後の計画について報告が行われる。主なプログラムは、▽長期気候変動予測と近未来気候変動予測に関わる不確実性の理解と制約(国立環境研究所・小倉知夫氏)▽成層圏オゾン層の長期変動とその成層圏-対流圏気候への影響に関する研究(同・秋吉英治氏)▽相互比較を通した大気場およびオゾン関連化学種の同化実験(気象研究所・柴田清孝氏)▽全球気候モデルMIROCへの新規陸域モデルの結合とその大気陸域相互作用研究への応用(国立環境研究所・花崎直太氏)▽MIROC中解像度版および氷床力学モデルと炭素循環モデルを用いた古気候数値実験と温暖化予測(東京大学・吉森正和氏)、ほか。参加は無料。事前申し込みは不要。問い合わせは、同研究所地球環境研究センター研究支援係(TEL029-850-2409)へ。