(独)国立環境研究所は11月2日、つくば市(茨城)の同研究所で、「ブループラネット賞受賞者の記念講演会in国立環境研究所」を開催する。時間は午後1時~同3時10分。ブループラネット賞は、地球環境問題の解決に貢献した個人や組織を顕彰するもので、旭硝子財団が管理・運営している。環境研では、平成24年度の同賞の受賞者、ウィリアム・E・リース教授(カナダ)、マティス・ワケナゲル博士(スイス)とトーマス・E・ラブジョイ博士(米国)を招いて記念講演会を行う。リース教授とワケナゲル博士は、人間がどれだけ自然環境に依存しているかという指標「エコロジカルフットプリント」を提唱し、過剰消費のリスクの見直しに貢献。ラブジョイ博士は、人間の活動が生物多様性を損ね、地球環境の危機に至ることを学問的に明らかにした。参加は無料。講演は英語で行われ通訳なし。事前登録が必要で、申し込みは、同研究所ホームページ内専用サイト(http://www.nies.go.jp/whatsnew/2012/20121005/20121005.html)から。10月25日締め切り、先着順。問い合わせは、同研究所広報室(TEL029-850-2827)へ。
No.2012-40
2012年10月1日~2012年10月7日