(独)農業・食品産業技術総合研究機構の中央農業総合研究センターは10月1日、つくば市(茨城)の同研究センターB地区水田圃場(ほじょう)地区で、農作業の無人化を可能にする農作業ロボットの実演会を10月25日午後1時15分~同4時の予定で行うと発表した。
同研究センターでは、農林水産省の委託プロジェクトの一つとして農作業の軽労化・自動化に向けて技術開発を進めてきた。開発は、北海道大学を中核機関として各農業関係研究機関や民間企業が参画して行われた。
今回の実演では、ロボットトラクター、ロボットトラクター用施肥播種機、ロボット田植え機、ロボットコンバインなどを使って施肥播種、田植え、収穫などの自動作業を実演する。また、農作業ロボットを支える通信制御技術や、ロボット作業監視システム、障害物検出センサーなどの実演も行う。
中央農研では、この実演を公開することにしており、希望者は、氏名・住所・所属を記入して「農作業ロボット参加希望」と明記して同研究センター作業技術研究領域へFAX(029-838-8538)で申し込み。問い合わせは、同研究センター情報広報課(TEL029-838-8979)へ。
No.2012-40
2012年10月1日~2012年10月7日