保有スパコンが1ペタ・フロップス超す演算性能達成
:高エネルギー加速器研究機構

 高エネルギー加速器研究機構は10月2日、同機構の米国IBM社製スーパーコンピューター「ブルージーン(Blue Gene)/Q」の演算性能が1ペタ・フロップスを超えたと発表した。
 ペタは1,000兆、フロップスは1秒間に行なえる演算の回数。今回の記録は、1秒間に1,000兆回を超す計算ができることを示したもの。
 現在、スパコンの演算性能世界一は、米国ロ-レンス・リバモア国立研究所の「セコイア(Sequoia)」(IBM社製)で記録した16.32ペタ・フロップス。2位は、わが国の理化学研究所が富士通(株)と共同開発したスパコン「京(けい)」の10.51ペタ・フロップス。
 高エネ研のスパコンは、1989年に1ギガ(10億)・フロップスを超え、2000年にその1,000倍の1テラ(1兆)・フロップスを達成、そして今回さらにその1,000倍のスピードを達成したことになる。

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