熱帯降雨観測衛星15周年公開シンポを開催
:宇宙航空研究開発機構/情報通信研究機構/米国航空宇宙局

 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月20日、日米共同で打ち上げた熱帯降雨観測衛星(TRMM)による衛星降水観測が開始から15年目を迎えるのを記念して11月12日、東京で「水惑星の安心を支える―熱帯降雨観測衛星(TRMM)15周年公開シンポジウム」を開催することになったと発表した。
 TRMMは、雨を正確に測ることを目的に開発された最初の衛星で、JAXA、情報通信研究機構(NICT)、米国航空宇宙局(NASA)が日米共同ミッションとして1997年11月28日に打ち上げた。
 現在も順調に観測を続けており、その観測データは科学研究目的のほか天気予報や、洪水予報などに活用されている。今回のシンポジウムは、TRMMの15年間にわたる科学的・社会的成果を総括しようとJAXA、NICT、NASAが共同で開催するもの。
 開催場所は、大手町サンケイプラザ(東京都千代田区大手町1-7-2)。参加は無料。定員は300人。事前登録制で申し込みは、http://comm.stage.ac/trmm15/registration.htmlから。使用言語は、日本語と英語で、同時通訳が行なわれる。
 問い合わせは、TRMM15周年記念シンポジウム事務局(TEL03-5966-5778)へ。

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