(独)農業生物資源研究所は9月19日、(社)農林水産・食品産業技術振興協会と共催で11月9日午後1時から東京・秋葉原の秋葉原コンベンションホールで「最新アニマルテクノロジー公開シンポジウム―ブタゲノム情報を活用した食と医の新展開」を開催すると発表した。
家畜のゲノム(全遺伝情報)解読が完了し、さらにシーケンサー(配列解読装置)などの進歩によって、ゲノム情報を基に直接家畜の遺伝子を改変して新産業に結びつく新たな家畜を作りだすことが可能になってきている。
今回の公開シンポは、実験動物の一つ、ブタに焦点をあて「家畜ゲノム育種の実用化」と「医療用モデルブタの開発」の研究成果を紹介し、その普及を図ろうと開催するもので、参加は無料。参加の申し込みは、メール(butasympo@jataff.jp)で。申し込み締め切りは、10月22日。
問い合わせは、同研究所広報室長(TEL029-838-8469)へ。
No.2012-38
2012年9月17日~2012年9月23日