(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月19日、将来の有人宇宙探査に向けた取り組みや課題についての第1回「国際宇宙探査シンポジウム」を10月30、31の両日、東京・大手町の経団連会館国際会議場で開催することになったと発表した。
国際宇宙ステーション(ISS)が完成し、人類が地球周辺の宇宙で生活できるようになったことで、世界では次の目的地を月や小惑星とする宇宙探査構想の議論が活発化している。
第1回の国際シンポジウムは、「人類の宇宙探査とその未来」がテーマで、国内をはじめ米国、欧州、ロシアの宇宙政策の関係者・学識経験者、宇宙機関や民間企業の技術者・経営陣が出席。NASA(米航空宇宙局)、ESA(欧州宇宙機関)、ロッキードマーチン社(米)、ボーイング社(米)、ツーニマーシュ社(ロシア)、JAXA、三菱重工業などがそれぞれの描く有人宇宙探査構想を発表する。
開催時間は、10月30日が午後1時から、31日が午前10時から。
シンポジウムの参加定員は、両日とも各300人で、ホームページで受付を開始。ホームページ・アドレスは、https://secure.mediatelier.com/ises/。
No.2012-38
2012年9月17日~2012年9月23日