(独)農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の野菜茶業研究所は10月29、30日、つくば市(茨城)のつくば国際会議場で平成24年度課題別研究会「野菜栽培における適正施肥のための技術開発の現状と展望」を開催する。窒素肥料やリン酸肥料は、資源の枯渇や原油価格高騰により生産コスト上昇懸念される。そうした中、土壌診断結果に基づいた適正施肥技術の開発が急務となっている。同研究会では、国公立研究機関や農業行政・普及指導、農業団体、生産法人などの農業関係者を対象に適性施肥技術に関して最新の研究動向を紹介する。29日は、午後1時~午後5時15分まで、野菜栽培での適性施肥の重要性や土壌診断技術、有機質資材の肥効評価技術などについて農研機構の研究者らが講演。30日は、午前9時~正午まで、適性施肥技術に関して講演、総合討論が行われる。参加希望者は、10月12日必着で、申込書(http://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2012/09/042289.htmlに掲載)をEメール(yacyakenkadaibetu@ml.affrc.go.jp)か、FAX(059-268-3213)で送付。問い合わせは、同研究所野菜生産技術研究領域(TEL029-838-7312)へ。
No.2012-37
2012年9月10日~2012年9月16日