つくばの竜巻の強さを「F3」に引き上げ
:気象庁

 気象庁は6月8日、つくば市(茨城)などで5月6日に発生し大きな被害をもたらした竜巻に対し、強さを示す「藤田スケール」(F0~F5)を、それまでの「F2」(秒速50~69m)から一段階引き上げた「F3」(速70~92m)に変更したと発表した。
 気象庁がF3としたのは、基礎部分ごと転倒した家があったことや、この住宅の周辺に屋根が全て飛散した住宅などF2に相当する被害が複数あったこと、他の複数の研究機関による調査で、この場所の局地的な風速はF2~F4(秒速93~116m)に相当する推定値が得られた―などによる。
 また、真岡市(栃木)・益子町(同)・茂木町(同)から常陸大宮市(茨城)にかけた竜巻の被害範囲を、それまでの約31kmから約32kmに拡大した。断続的だが、被害や痕跡が続いていたことや、目撃情報などによるという。

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